2025年03月12日 (水) 13:31
こんにちは。
さいきん、本当に花粉やばすぎないですか。この時期は毎年のことだと思うんですが、個人的に今年はひどく感じます。
目じりが切れて口角が切れるという肌荒れ(?)と頭痛がしぶとく、このやろう、というかんじです。花粉症ではなかったはずなのに。
乾燥と花粉と気圧の変化など、春の総攻撃に見舞われているようですが、みなさん、どうぞご自愛を!
最近読んでおもしろかった作品(読み始めた順)
おととしや
去年も勝手に書きなぐったやつ。今年も勝手にあげてきます~。
例年同様、各作者様には無許可なうえ、まったくおつきあいのない&感想を残したこともない作家さまの作品を含みます。
自分らしい話
先述した
いしいさまの「
ヴィランの死」を拝読して、思い出したこと。
そういえば私って、もともとクズな話が好きだったなあ、と。
自分が書くのでも、頭に浮かぶのはクズの話ばっかりだったし、今でもたぶん書きやすいのは、そういった健全でも誠実でもないキャラクターなんだと思います。
これまで書いてきた中で、一番自分らしいな、と思うのは、
短編なら「
ちっぽけな町の神様が消えた」
中編なら「
THE CRAP オブ・ザ・くず、バイ・ザ・くず、フォー・ザ・くず」
代表作の「
魔女の恋」は、私らしいかと言えば、たぶんそうではない。ような気がします。
とはいえ、この数年で自分の意識も変わってきて、今の私らしいのは連載作の「
魔女の恋」なのかもしれません。どっちだよ。
『小説家になろう』で書き始めたころ。
すでに結婚して子供もいたけれど、文章を書くときの意識は、独身時代から続く自我が強かったように思います。
いまは、家族がいることに身も心も馴染んだ、というのでしょうか。
「個人としての自分」より「家族のなかの自分」という意識のほうが優位にあるように思います。
家族を持つ者であれば、当たり前の感覚なのかもしれませんが、あらためて考えてみると、自分の変化に驚きます。
そしてその変化が心地よく、幸せなことだとしみじみ思います。
物語を書いていく上で、もしかしたら、独身時代にはあったかもしれないわずかばかりの個性的で独創的な部分というものは、消失してしまったのかもしれません。
以前より保守的になったし、ある意味、視野も狭く、無神経でずうずうしく、排他的になったかも。
けれど今の自分だから書けるものもあるんじゃないかなあと、書きたいものを書きたいように、楽しく書いていきたいなあ、なんて。
なんとなく書き留めておきたくなっちゃいました。
というのと、埋もれまくった過去作の宣伝でした! これが目的!!!
自己陶酔的自分語りでおめよごし失礼しました~。
「魔女の恋」更新しました
最新話は「
第6章 /10 ふたりのジークフリート(3)」です。
メイン(?)キャラクターのひとり、『ユーフラテス』の描写に誤りがありました。
✕ うすい灰青色の瞳 →
〇 琥珀色の瞳
です。
教えてくださって、めちゃめちゃたすかりました……! 改めてありがとうございます!
他の話のヒーローと混同して、すっかり忘れていました! だめすぎる!
いただいた紹介記事
コメントありがとうございます~。
いやいや、なろう作家の皆様こそ、無償でご執筆ご投稿くださって、たくさんのすばらしい物語を惜しみなく公開してくださり、感謝のきもちでいっぱいです。
多岐にわたるジャンルはもちろん、商業作品ではないからこその実験的な作品だったり、作者さまの思いがひしひしと伝わってくる作品が小説投稿サイトにはたくさんあって、すごくありがたいなあと……。
「ちっぽけな~」、やまだ様が初めてご覧くださった話だったんですね!
以前コメントいただいたときにも、もうめっちゃめちゃ嬉しくて浮かれあがっていたんですが、りりりいりりり、りすぺくと……!
まさかのやまだ様からそのようなお言葉をいただけるとは!!!!!!!
書いてよかった!!!! ほんとうによかった!!!!!!!
ボーエン先生のお言葉、作中で拝読したときにもめちゃめちゃ刺さったんですが、やまだ様からこうしてお言葉をいただけて、あらためて胸にしみいります!
アルマークへの言葉として拝読したときには、そうだぞ、アルマーク! きみはいい方向に進んでいるんだ! がんばれ! みたいなオバチャン目線だったのが、自分の心の奥へと手がさしのべられているような。
めっちゃくちゃ励まされました! ありがとうございます!