レビューした作品一覧全5件
大人向けの娯楽作品
投稿日:2014年2月7日
どこにでもいそうな男性が、『Lamia?』というMMORPGをプレイしていくお話なのですが、 そのゲームの世界観とキャラクターの設定が非常に濃くて、面白い……! NPCもおらず、特に何をしなければならないと決められていないゲーム『Lamia?』の中では、油断するとすぐロスト(キャラクターが殺されること)してしまいます。 主人公のプレイするキャラクターは追い剥ぎなのですが、彼は相棒(?)と組んで、実に卑怯なやり方で生き残っていきます。 思わず「卑怯くさっ!」とツッコミを入れたくなるやり口もしょっちゅう。 それが軽妙に演出されているので、思わず笑えて、ツボにはまってしまいます。 注意すべきは、少し血生臭い表現(ゲーム画面の中でですが)があるので、苦手な方は避けた方がいいかもしれません。 ですが、そうでない方には是非読んでもらいたいです! 独特の世界観に、どっぷりハマります……!
レビュー作品 Lamia?
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映像化されて見たい作品!
投稿日:2014年1月26日
『アムブ』と呼ばれる機械に乗る、人々のお話です。 『アムブ』にはそれぞれ人間の脳が記録されており、搭乗中は映像化された『アムブ』たちが、乗り手と語り合いながら戦闘を繰り広げていきます。 人の意識が搭載された『アムブ』はそれぞれ個性豊かで、時に乗り手たちに従い、時に残酷な意見をします。 残酷な戦闘シーンもありながら、それを軽妙に読み進められるだけの、人と人、アムブとアムブ、そして人とアムブたちの会話が、とてもテンポよく展開されていきます。 読み始めは本格的な設定に圧倒されるかもしれませんが、個性的な主人公やアムブたちはとても魅力的なので、是非是非読み進めてもらいたい! ロボットモノが好きな方だけではなく、戦闘シーンが好きな方、正統派主人公に飽きてしまった方にも是非お勧めです!
レビュー作品 魔女達は嗤う
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巨星落ち、乱世再び
投稿日:2013年7月30日
巨星落ちる。 太閤秀吉が世を去り、天下は一変する。 関が原を越え、徳川が天下を抑えるかに見えた。 しかし、稀代の英傑は最後に秘策を残していた。 秀吉の命を受けた者達が影にうごめく。 ただの名のみの後継者と思われた、一粒種秀頼。 英雄の子は英雄なるか。 時代は再び秀頼を中心に動き出す。 ただの神輿か、未来の名君か。 徳川家はどう動くのか。 綺羅星のごとく輝く将星たちは、 いかに身を処するのか。 再び野望に燃えるか、守りに入るか。 野望が燃え盛る時代に、世は再び突入する。 歴史書にない歴史。 そこで貴方は何を見、何を感じるか。 一読の価値ある小説が、ここに参上。
レビュー作品 秀吉の遺言
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切ない死者に救いの手を
投稿日:2013年7月23日
「世界の裏側のお仕事を 和」 主人公は見えてはいけないものが 視えてしまう。 それが幸か不幸かは誰が決めれよう。 主人公は出会う。 可哀想な小さな死者に。 美しい彼女に。 様々な不思議な者に。 そこから運命の扉は開きだす。 止まっていた死者の時間が動く。 主人公はひたすら進む。 紡がれるのは物語。 主人公は何を見て、何を考え、 何を成し遂げるのか。 ささやかだか、悲しい物語。 さあ、この世界に誘われよう。
白いウサギの物語
投稿日:2013年7月13日
白いウサギが主役の物語。 短いながらも、悲喜こもごも。 白いウサギは、努力します。 何のために? 白いウサギは、頑張ります。 どうして? 白いウサギは出会いを重ねます。 それは運命なのか、 それとも偶然の導きか。 自分にないものを求め、探し、あきらめ、 自分にしかできない事を見つけ出す。 そんな心が暖まる物語です。 ホノボノとした、幸せな気分になりたい 人にはオススメの作品です。
OSZAR »