レビューした作品一覧全3件
まず、これだけははっきり言えます。 ストレスなしで読める、【痛快娯楽異世界ファンタジー】です。 冒頭から、ラストがバッドエンドではないことが伺えて、その次の話から怒涛の展開。  よくあるクラス全員が異世界転移などではなく、PC部員という、ある意味コアなメンバーが揃っての異世界転移。 場面ごとに各部員の視点で語られるのも面白く、それぞれの感情が分かりやすく読ませているのも、他では見かけなくて斬新でした。 よくある【女神からチートスキルをもらって俺つええ系】ではなく、日常の舞台が現代から異世界に移った事、そしてのんびりと進行する、ゆる〜いストーリーといい、物語に引き込ませるアクセントとして上手く使われています。 一話の文字数も飽きがこない程度に纏められていて、少しの時間に一話、二話と読み込めるのも親切です。 まだ完結はしてきませんが、今後の展開にも期待できる良作と言える作品でしょう。
この作品、中々に味があります。 少しの空き時間に軽く読めるほどに手軽で、それでいて内容もしっかりと書き込まれています。 今流行りのスローライフとは一味違い、いきなり異世界から戻ってくる展開に最初は驚かれるかもしれませんが。それこそが作者さんが意図しているものだと思います。 とにかく、主人公と魔王の掛け合いが楽しく、ある時はどつき漫才のように、またあるときは二人で悪巧みをしているような。 絶妙なコンビネーションが、読者を物語の世界に引き込んでくれます。 何度か改稿されていますが、内容的な変化はなく表現方法や補足などの推敲が重ねられており、先に進むにつれてどんどんと読みやすくなっています。 ネット小説の世界には、スローライフ系の作品も数多くありますが。 その中の一つの選択肢として、この作品をお薦めします。 どうぞ、お時間のある時にでもワクワクを共有してください。
最初に読んで思った事。 複雑な人間模様とヒューマンドラマ。 新日本警察エリミナーレの、おそらく柱の一つでしょう。 読む人の想像力を掻き立て、惹きつける。 登場人物の一挙手一投足すべてが気になります。 時折ぶつかり合い、そして距離を縮めてくる。 戦闘も読み応えありで迫力満載。 もし、このレビューを目に止めてくれる方がいらっしゃいましたら、是非この世界の舞台である六宮駅にお立ち寄りください。 個性的な人々が、みなさんを温かく迎えてくれますよ。 読んでいてハラハラしたりすることもありますが、新日本警察エリミナーレは素晴らしい世界です。
OSZAR »